香川県の糖尿病受療率は男性1位で女性2位、糖尿病死亡率も全国5位なので、特異的に糖尿病が多いことは間違いない。全国的に子供の糖尿病が増えており、発見は早ければ早いほど治療に効果がある。そこで香川県は全国で初めて、生活習慣病予防を目的に小学生の血液検査を実施することにしたとのこと。これまでの検査で1割の子供に脂質異常が見つかっているらしい。香川県での糖尿病の多さは「食生活」「野菜摂取量の少なさ」「運動不足」が原因だとされている。このうち最も疑われているのが、うどんによる炭水化物の過剰摂取。香川では1日に5食もうどんを食べる人がいるとのこと。次が野菜で、国民健康栄養調査によると野菜摂取量が全国で最も少ないのが香川県。運動不足は移動に車を多用する地方特有の事情だ。香川県観光協会が香川県をうどん県と表明し、うどん県副知事には県出身の俳優である要潤が2年前に就任した。どうやら、副知事としての、うどん拡販宣伝の仕事は終わったようだ。今後副知事としては、うどんの量から質へと方針転換をはかり食育に力を入れる必要がありそうだ。今のところ、うどんが犯人と決まった訳ではない。うどんのステータスを上げ糖尿病を減らすことこそ副知事に求められている。
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