茶道の点前を習い始めて4ヶ月が過ぎた。今年の初釜の数日前に薄茶点前を教えてもらったことからスタートした。一応見掛けだけは何とか熟せるようにはなってきた。3月には盆略点前も習った。そして今月は棚点前も習いだした。茶道はバリエーションが非常に多いが、取りあえず一通り基礎となる点前は身に付けたいと思っている。来月からは風炉になる。まだ初心者だから拝見の所望はないが、今回はその練習もした。茶杓について適当な名前を春の季語から選んで付けなさいと言われ、竹製の茶杓を見ながら咄嗟に「竹の秋でございます」と答えた。地域新聞に載っていた俳句絡みの小説を読んで俳句に興味を持ち歳時記を読んで偶々知っていたからだ。茶道は季節で変わるから俳句の世界とも通じている。また、点前の練習に入る前に花を生ける。これが結構難しいが面白い。まさにセンスが試される。自分では良しと思っても必ず先生が少し手を入れる。すると同じ花なのに見た目が全く違ってくる。先生のセンスに感心し、来月こそはと思う。茶道は御もてなしの心で華道と通じている。茶道は実に奥が深い。探検はこの先もまだまだ続きそうだ。
コメントをお書きください