日銀総裁が黒田アジア開発銀行総裁に決まりそうだ。黒田は金融緩和推進派なので「日銀が追加緩和のために購入する金融資産は、長期国債以外にも資産担保証券、インデックス債、株式もある」と言っている。猛烈に金融緩和が進むことは間違いなさそうだ。日本のデフレは15年も続いている。日銀の仕事はデフレ脱却とインフレ防止だ。日銀は15年間も仕事をサボっていたことになる。速水優、福井俊彦、白川方明らの不作為による罪は重い。黒田はインフレ目標2%に、更に期間2年を設定して取り組むことになるだろう。結果は誰も分からない。大きな副作用が生じるかもしれない。しかし黒田にとってはアジア開発銀行総裁の椅子をなげうってでも挑戦する価値のある仕事だろう。男の勝負時である。日本の運命は黒田の勇気ある決断に託すことになる。
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