世界ランク19位に低迷しているバレーボール全日本男子の監督に、初めて外国人が採用された。日系4世米国人のゲーリー・サトウ氏だ。サトウ氏の指導実績と、代表の弱点や強化法をデータで示して論理的に説明出来る点と、選手の自主性を伸ばす指導姿勢が評価されたとのこと。バレー男子は40年前の松平監督時代が全盛期だったが、その後は落ち込む一方。監督は日本人ということに拘ったことが響いたのは間違いない。サッカーを見るがいい。Jリーグが始まった20年前は下手くそだった。だが多くの外国の監督や選手を招き実力を付けてきた。今やサッカー選手はグローバルに活躍している。バレーは遅きに失した感はあるが2016年リオデジャネイロ五輪に間に合わない訳ではない。心機一転頑張ってほしいと思う。一方後れを取ったバレーよりも圧倒的に後れているのが柔道だ。メダルが激減している。勿論外国人監督やコーチもいない。未だに昔ながらの罵声と拳骨指導という有り様だ。根性と叫んでも柔道は強くはならない。柔道は既に世界のスポーツになっている。日本の柔道は世界の柔道に較べ後れているのが現状だ。柔道を再生するには、柔道発祥の地の呪縛に縛られている全日本柔道連盟を頭から尻尾までひっくり返す必要がある。前途遼遠。
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