日経朝刊に腹立たしい記事が載っていた。総務省が福島原発事故の避難者向けに避難先の住所を証明出来る仕組みをやっと導入することになった。原発事故の賠償を受けられなくなるとの不安から住民票を移さない避難者が10万人いる。しかし現住所を証明出来ないため、自動車や携帯の購入が出来ず生活に支障をきたしていた。事故から1年9か月も経ち、まさに総務省の不作為だ。腹立ちまぎれに当時誰が総務相だったのかを調べてみた。2011年9月から2012年10月まで総務相を務めたのは川端だ。川端の政治資金流用のキャバクラ通いは有名で文科相時代もキャバクラ通いで問題になった。東レ労働組合出身なのでUAゼンセン同盟の後ろ盾がある。自分もかつてはゼンセン同盟系の会社にいた。昔は労組の力が強く選挙が近づくと組合員全員がビラ配りをさせられた。今は労組の力も衰え選挙活動の強制はないようだが、川端らは依然労組の上に乗っかっている存在だ。選挙で戦うには地盤、看板、鞄の3つが必需品と言われている。地盤としての労組の存在意義は分からなくはないが、組合員は自分たちの要求さえ通れば良いという考えで、組織の推す立候補者に1票を投じてはいけない。人格的にも問題が有り、人情の機微も分からない人物に投票すること自体が、日本を壊すことに加担していると認識すべきだろうと思う。
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