今日第46回衆院選が公示され、480議席に対し約1500人が立候補するらしい。テレビでは各党首代表の第一声を放映している。昔は自民が保守系で社会共産が革新系だったが、今は自民維新が革新系、民主が中道、未来公明共産が保守系となり構図が様変わりした。しかし、相変わらず変わらないのが立候補者の選挙演説だ。国会にいる時は殆んど発言もせず仕事もせずで、ひたすら幹部の指示に従っているだけの頭数合わせの議員たちが、選挙演説になるとうって変わって情熱的に「私は日本をこう変えたい」とのたまう始末。国民は議員以上に国の行く末を案じているのに、中には恥じらいもなく「国民の皆さん私と一緒に頑張りましょう」とほざく者さえいる。選挙を含めた議員活動のエネルギーを100とすると、80は選挙に15を地元陳情者の口利きに使い、残りの5を国会活動に充てていると推測される。5という数字は、議員個人に実力がないことの、または国会には480人分の仕事そのものがないことの裏付けだろう。衆院は半分の240人程度で良い。これで量から質へと変わるはずだ。
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