早いもので今日から師走だ。天気図は冬の定番である西高東低になり、関東の北部では初雪が降った。暑かった夏は居座り、色彩豊かで快適な秋は駆け足で過ぎ去り、この冬は一体何を土産に訪れるのだろうかと思う。1年が過ぎ去る時間が極めて短くなったとつくづく感じる今日この頃だ。話は変わるがサッカーJ1リーグも西高東低の気配だ。最終節を迎え、セレッソ大阪、ヴィッセル神戸、ガンバ大阪、アルビレックス新潟がJ1残留争いに臨んだが、新潟が大逆転でJ1残留を決め、西側の神戸とガンバ大阪がJ2降格となった。1位は断トツの広島だが、それに続いて仙台、浦和、横浜と東側が占めている。まさに西高東低と言える。寒く厳しい冬がいつまでも続く訳がない。ヴィッセル神戸とガンバ大阪には、冬の間にこそ厳しい練習で力を蓄え、1年後のJ1復帰を願いたい。冬の過ごし方次第で開花の状況が変わることは世の常だ。
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