21日は湖東三山の西明寺、金剛輪寺、百済寺と滋賀随一と言われる永源寺を巡り紅葉を堪能した。何れの寺も山寺で山門から本堂までは延々と紅葉のトンネルになった山道が続いている。特に午前の早い時間に訪れた西明寺では静寂の中で錦織なす紅葉に包まれ、生まれて初めて紅葉とはこんなにも綺麗なものかと感動した。西明寺の山門の近くには名神高速道があり騒音の難があるものの、全体ではその欠点を打消ししてしまうほど美しく日本一の紅葉の名所だと思った。22日は京都北山にある金福寺、詩仙堂、圓光寺、曼殊院、鷺森神社を巡った。紅葉に関しては滋賀の寺とは趣が異なり京都の寺はこぢんまりとして、紅葉が境内に集中していて、庭を如何に美しく飾るかを競っているように見えた。京都の紅葉は一枚の切り取った絵にはなるが、滋賀の紅葉はこれでもかと見る者を圧倒してくる。叡山電車で出町柳に出て鴨川沿いを歩き、念願であった飛び石を初めて渡りテレビ役者の心境を味わってみた。結局出町柳から京都駅まで歩いたが、途中でカミサンの要望でRAAK本店に立ち寄り飾り用の手拭いを探した。紅葉が落葉する絵柄を自分が推奨しカミサンも納得して紅葉狩りの記念として購入した。勿論カミサンのセンスの良さを褒めてあげ「いいふうふの11月22日」に仲良く帰路についた。素晴らしい紅葉狩りであった。
コメントをお書きください