石原都政が昨日で終わり今日から猪瀬副知事が代行する。次の都知事を決める選挙は11月29日告示、12月16日投開票となった。告示までの立候補予定者の駆け引きが面白そうだ。前回は石原引退で松沢前県知事が引き継ぐ腹積もりだったが、人気が今一で勝つために急遽後出しジャンケンの石原の再登場となった。どうも選挙のコツは後出しジャンケンにありそうだ。今回の立候補予定者は、猪瀬とそのまんま東が本命で、小池百合子、舛添要一、松沢成文等の準常連に、変わったところでは石原伸晃、茂木健一郎、蓮舫、安藤優子等も取り沙汰されているらしい。小池と舛添は既に出馬しないとは言っているが出馬するかもしれない。民主も自民も自前の候補を探しているが眼鏡にかなう者は見つかりそうもない。猪瀬が大本命だが「都政の空白がないようにする」としか言わず出馬を言明しない。自民の都議会議員は猪瀬を嫌いだから支持しそうもない。そのまんま東は維新の会をバックにやる気満々だが、宮崎県知事を辞めてからの行動に不信感があり前回ほどの盛り上がりはない。自分の予想ではまず始めに東が立候補表明して、告示日直前に猪瀬も立候補する。結果は石原直伝の後出しジャンケン効果で猪瀬が圧勝する。今日から告示日までの期間、立候補予定者たちの心模様を窺うのが楽しみだ。深い人間性が露わになるリアル劇場は下手な芝居より面白い。さあ幕は上がった。
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