うちのカミサンは大のゴキブリ嫌いで、発見するや否やその駆除を自分に指令する。自分もゴキブリは嫌いだが殺生するのは可哀そうとも思っている。だからかもしれないが、ゴキブリのニュースには目が留まる。米国ではゴキブリ大食いコンテストで優勝した人がその後死んだとのニュース。ゴキブリとの因果関係は明らかではないそうだが。ゴキブリ駆除の殺虫剤は強烈だ。噴射後数秒で運動神経がやられ、仰向けになって手足をバタバタさせながら昇天していく。この死んだ人は、生のゴキブリを食べたのか、殺虫剤噴霧後のゴキブリを食べたのかと考えてしまう。一方役に立つゴキブリもいる。米国ノースカロライナ州立大学の研究者チームがゴキブリをリモートコントロールする技術を開発したとのこと。触覚と尾角に微弱な電気を送ることで、ゴキブリを前進させたり、左右に曲がらせることを可能にした。その結果倒壊した建物の内部など、人が立ち入れない場所にカメラやマイクなどの探知センサーを送り込むことが出来るようになったらしい。嫌われ者のゴキブリも役に立つこともある。自分は精々「見るのもイヤ、そばに来るだけでイヤ」と言われるゴキブリ亭主にだけにはならないよう努力するしかあるまい。
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