今日は、昔入っていたテニス同好会の集まりがあり箱根に行く事になった。15年ほど前に我が家が引っ越したので、その後一緒にテニスをすることは殆んどなくなったが毎年忘年会には必ず出席している。今年は同好会発足30周年とのことで、記念に箱根で一泊して旧交を温めましょうということになった。考えてみると、この同好会が初めて会社関係者のいないグループとの出会いだった。それまでは集まりといえば、必ず会社絡みで誰かしら知っていたし、どういう人物かは大体察しがついた。最初の頃は子供の初めてのお使いのような感じで、どの話題にどう反応してくるのかが分からず、差し障りのない話題を選んでいたように思うが、好奇心は旺盛だった。しかし同好会だけに、テニスを通して打ち解けるスピードは速かった。今では一年に一度しか会う機会はないが、会うと昨日も会っていたようにタイムスリップ出来る。男は定年で会社を離れるとグループ活動に加わることに苦労するというが、自分にとってこの同好会はその予行演習だったのかもしれない。その意味でも有り難かった。今日は飲み会も盛り上がりそうだ。いざ出発。
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