今日の日経に笑い話のような記事が載っていた。「気象庁が許可審査基準を改正し、これまで7日先までしか許可していなかった民間気象事業者向けの天気予報を10日先まで出来るよう解禁した」という記事。気象協会の検証では、7日先の的中率は50%で9日先は40%。ただし本家気象庁は精度が悪く的中率低下の批判を恐れ、従来通り7日先までしか公表しないとのこと。現在の週間天気予報は日替わりで予報内容が変わることが多く、大して当てにならないのが現状。気象庁は一体何を考えているのか笑ってしまう。こんな些細なことよりももっと驚いたことがある。今の天気予報は、7日先も10日先も天気占いの域を出ないのが実力なので、誰が占おうが予言しようが予報しようが一向に構わないはずだ。どうでもいいようなものに気象庁が規制をかけていることこそが、規制天国日本の笑い話の一話と言える。
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