今日はいつもより1秒長い日となる「うるう秒」調整実施の日だ。たったの1秒だが、1秒といえども人によって受け取り方はそれぞれ。協定世界時という世界共通の時刻は、原子時計によるものと地球の自転に基づくものがあるらしい。原子時計は一定だが地球の自転は一定でないため生じる秒合わせとのこと。細かく言うと、実際の時刻は地球の自転が大本になるが、自転は一定していないため、一定で正確な原子時計を自転に合わせる修正作業。分かったようで分からないが1秒を加えることが重要らしい。自分は普段は1秒はおろか1分でも1時間でも気にしない生活をしているが、1秒を大切にしている世界もある。ジャマイカ選手権ではボルト選手が0.11秒差で負けたとか。緊急地震速報は地震発生の1秒前に発令されれば大変役に立つ情報だ。時間の長さは心の中では大きく変化する。今日は「8時59分60秒」が存在した。たかが1秒されど1秒を実感した1日であった。
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