取るに足らない小さな話だが、何となく引っかかった記事がある。日経の「白熱電球の販売自粛を」というニュース。LEDの価格は白熱電球よりは相当割高だが、白熱電球と較べ消費電力は6分の1。電力不足のおり省エネを目指すためLED浸透政策を推進することは十分理解出来る。しかし、だからと言って白熱電球の販売を規制することはいかがなものかと思う。白熱電球にはLEDでは得られない暖かさもあり食物を綺麗に彩り食欲をそそらせる効果もある。「白熱電球の販売自粛」は、枝野経産相と細野原子力行政担当相が考えたとのこと。本来枝野がやるべきことは、アメリカよりも一桁高い火力発電用燃料を安く仕入れる政策をうつことであり、細野は原発再稼働を可能にするため確固たる安全対策を作り上げることだ。決して「白熱電球の販売自粛」をすることではない。民主は「大きな政府作り」を目指しているが、これでは「大き過ぎる政府」になってしまう。判断は国民が行うもの。政府が「余計なお世話」をしてはならない。
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