とんでもない実力のある新人ゴルファーが現れた、その名はキム・ヒョージュ。昨日のサントリー・レディースで国内最小ストローク61を記録し、72ホール競技での最小ストローク記録17アンダーに並びぶっちぎりで優勝した。フォームの完成度が極めて高いが、もっと驚いたのが年齢。16歳だ。勿論宮里藍の持つ国内女子ツアー最年少記録も更新した。韓国には、アン・ソンジュ、全美貞、李知姫、申ジエら実力者が多い。米国ツアーでも韓国勢が上位を席巻している。韓国は国を挙げて女子ゴルファーの育成をしている成果らしい。一方日本ではフィギュアスケートの層が厚い。17年前にフィギュアスケート強化部長に就任した城田憲子さんが新人発掘のため行った野辺山合宿は有名だ。日本スケート連盟と城田さんの取り組んだ選手強化が、今日の世界一線級の名選手を数々産み出してきた。日本の小中学校はもうそろそろ「出る杭を打つ」主義を卒業し、「出る杭を伸ばす」主義に変える必要がある。才能ある若者を発掘育成し大きく育てることは社会に活気を与えることになる。文科省も国策として各分野で若者の才能を伸ばす後押しをする時が来ている。
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