今日は朝から外で子供たちの声がする。「うわーみえた、みえた」と歓声。曇り空で見えないはずだった金環日食が、僅かな雲間から見えたのだ。周りを見回すとあちこちに親も出てきて空を見上げていて、普段は見慣れない光景だった。我が家は「曇り」という天気予報を信じて日食観察用眼鏡は買わなかったので、残念ながら金環日食を見ることは出来なかった。それにしても天気予報は当たらないものだとつくづく思う。いつも旅行に行くときは、週間天気予報を参考にして日程を決めている。僅か1週間ではあるが、予報は日々変わりハラハラさせられることが多い。今まで、晴れが雨に変わりガッカリさせられることはあったが、今回のように曇りが晴れに変わったことでガッカリさせられたことはなかった。滅多に起きない現象は滅多に経験しない感覚を引き出すものなのかもしれない。天文ショー恐るべし。
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