今年12月21日に世界が終るという説の根拠になっているマヤの暦は有名だが、それを覆すマヤの古い暦が見つかった。米ボストン大の発掘調査により古代マヤ文明の遺跡から最古とみられる9世紀初期のマヤ暦のカレンダーと壁画が発掘された。それによると、従来の滅亡説的な解釈は誤りで、この日は新たな歴が始まる節目の日に過ぎず、当時のマヤ人は7千年先まで世界はあると考えていたようだとのこと。つまり後6千年位は「世界はある」ということになる。終末思想の根拠が崩れると、何か将来が明るいものに見えてくるような気がする。これを機会に世界中に漂っている閉塞感が一掃され、前向きで建設的な世の中に変わっていくことを願いたいものだ。高が暦されど暦、か。
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