レイズvsマリナーズ

アメリカ野球界の監督はユニークだ。松井はレイズとマイナー契約し練習を開始したが、何と言っても実戦から遠ざかっておりその溝を早急に埋める必要がある。レイズのアイデアマンであるマドン監督は、松井の溝を埋めるため実戦形式練習試合で、松井がDHとして1試合に10回打席に立てるよう特別ルールを導入するとか。一方マリナーズの川崎は二、三、遊を熟すユーティリティー選手だが、何と第3の捕手に指名されレガーズ姿で練習を始めたとか。正捕手オリボが怪我で離脱したため正にDHのモンテロがなり、第2の捕手は打撃に難のあるジェイソでしかもマイナーにはめぼしい人材はいないためらしい。川崎はやる気十分で快諾。何と岩隈と川崎のバッテリーが実現するかもしれない。松井にしても川崎にしてもラッキーチャンスを与えられた。是非頑張ってほしいものだ。それにしてもチームのGMや監督次第で戦績が左右されることが良く分かる。昨年のレイズは主力選手を大放出したがワイルドカードでプレーオフに進出した。一方マリナーズは2年連続で地区最下位という結果が物語っている。チームを強くするには、フロント、GM、監督、選手の順で補強することがポイントかもしれない。 巨人は現に体験済みで今後立証する価値は充分にある。