JAXAが打ち上げた太陽観測衛星「ひので」が、太陽の北極も南極もN極になりつつあることを観測した。2007年の観測時は北極がS極,南極がN極となっていた。そして当時は2013年なかばごろに両極域の磁場が同時に反転すると予想されていた。ところが今年の観測結果では北極域のみS極からN極への反転が進行しているとのこと。太陽の極域の観測は,将来の太陽の活動を予測する上できわめて重要。黒点の多い時期は太陽の活動が活発になり、黒点の数が減ると太陽の活動はおだやかになる。その黒点の種となるのが極域の磁場だからだ。国立天文台の常田教授は、もしかすると地球を寒冷化させる太陽の極小期にふたたび突入する可能性もあるかもしれないと言っている。地球の温暖化や寒冷化は人間にはコントロール不可能だ。炭素税とかCO2排出権売買とかは全くナンセンス。温暖化と省エネは全く別次元の問題で、省エネは人類が生きている限りは続けて行かなければならない課題。寒冷化は食物の凶作による飢餓と人口の激減をもたらすことになる。真面な人間は温暖化よりも寒冷化の対策を心がけるべきだ。
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