新東名高速道路の御殿場と三ケ日の間約162キロが今日開通する。日本の大動脈に当たる重要幹線道路となるのだから祝うべき開通といえる。自民時代に高速道路工事全面凍結となった後の、最近の高速道路着工再開の勢いは凄い。特に建設官僚出身の前田が国交相になってからの建設ラッシュは目に余るものがある。かつての石原国交相と藤井総裁のバトルは何だったのだろうかと疑いたくなる。日本には高速道路の基本計画的な考え方がないことが問題だと思う。幹線道路は着工し、それ以外は原則凍結する。そして重要幹線道路は最優先に着工し完成させるという考え方が必要だ。政治家の選挙票目当ての高速道路着工促進活動による不要な道路作りを許してはならない。民主の江田元参院議長や輿石幹事長兼参院会長は「高速道路ネットワーク1万4000キロ」を目指す全国高速道路建設協議会の総会に出席し高速道路推進派として意見を述べている。道路行政は自民時代よりも悪化している。このままでは民主に明日はない。
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