ユッケに続きレバ刺しも過剰規制することになったらしい。焼肉酒家えびすの特異的な食中毒事件を発端に厚労省が生肉禁止令の悪乗りをしている。レバ刺し食中毒は年間10件程度しか発生はしていない。この程度の食中毒は注意を呼びかけるだけで十分。なにも懲役刑まで設定する必要はない。責任逃れを信条とする官僚らしい典型的な過剰反応だ。何故このような過剰反応になるのかを考えてみた。どうも元凶は厚労省の薬事・食品衛生審議会のメンバーにありそうだ。名簿を見ると医学部や薬学部の大学教授が殆んどで、これでは何とか生きながらえたバイ菌でも立ち向かえそうにもない。薬の専門家が食品衛生を取り扱うこと自体が間違っている。歪な専門家の集まりは日本の食文化を壊してしまう。食品衛生を検討するメンバーには、食品衛生の専門家や業者や消費者の参加が必要だ。元々審議会というものは、官僚の都合の良いように結論付けるメンバーを官僚自身が選択しお墨付きを貰うシステムになっている。先生諸氏、もし審議会のメンバーに選ばれたら「私は操を捨てました」と自覚すべきだろう。
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