政治家の年金未納問題、年金記録問題、公的年金流用問題で解体したはずの旧社保庁OBが相変わらず暗躍している。旧社保庁を引き継いだ日本年金機構が非公務員型になり天下り規制の対象から外れたことをいいことに、死んだはずの旧社保庁OB連中達は日本年金機構発足後すぐに大量に健康保険組合や厚生年金基金などの外郭団体へ天下りした。天下りに歯止めがかからなかったのは渡辺と長妻の不作為なので公的な弁明が必要だ。厚生年金基金に天下りした旧社保庁OBが、2000億円の年金資産を消失させた「AIJ投資顧問」を薦めたという。野村証券OBのAIJはこの業界では評判の悪い会社だそうで真面な人は使わないとのこと。旧社保庁OBは死んでも悪いことをする性質で根から腐っている。天下りの押し付け元である厚労省が調査をするというが一体何を調査するのだろうか。ましてやOB達の後輩にあたる年金局長が調査の長になるとのことで期待はゼロ。小宮山厚労相の政治主導の出番だがこれも期待は出来ない。一方民主は過剰反応で規制強化に走り過ぎ運用を悪化させる恐れがある。訳のわからない政治家の出番ではない。資産運用の世界標準である「グローバル投資パフォーマンス基準」と開示を義務付ければ済む話だ。それにしてもオリンパスといいAIJといい野村証券OBの阿漕な仕事ぶりがよく目立つものだ。
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