女性上位の時代だが若い男子も頑張っている。全豪オープンテニス男子シングルスで22歳の錦織圭がベスト8進出を果たした。錦織は才能はあるが身体が頑強ではないのが欠点だった。その欠点を見事に克服し、更に「繋ぐテニス」を覚え必殺技「エアケイ」に厚みを加えたのが勝因だろう。卓球の全日本選手権では、18歳の高校生吉村真晴が6連覇を狙ったロンドン五輪代表の水谷隼を最後の最後で破り優勝した。勝因は相手に感情を見せない勝負師ズラと開き直りの精神力だろう。世界選手権団体戦の代表権を勝ち取り、一気にロンドン五輪の団体戦代表の候補にも名乗りを上げる快挙だ。日本卓球には輝く選手がもう一人いる。12歳の小学生イガグリ頭の出雲卓斗だ。小学生として大会初めての勝利をあげ、しかも2勝して3回戦まで進んだ。オリンピックは年齢制限がないので、2016年のリオデジャネイロ大会での活躍が期待される。日本男子も捨てたもんじゃない。若い人の活躍は年寄りに勇気と希望を与える効果がある。フレーフレー若人。
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