小泉時代の経済財政諮問会議をパクって民主が作った国家戦略会議も機能していない。マクロ経済の司令塔となるべく、税財政の骨格や経済運営の基本方針等の国家の内外にわたる重要な政策を統括し、新時代の中長期的な国家ビジョンの構想作りが目的だった。しかし実態は、社会保障と税の一体改革や原子力やTPPなどの重要政策の決定権もなく法的位置づけもない。重要政策抜きの国家戦略などあり得ない。古川経済財政・国家戦略相は早急に国家戦略会議の店じまいをする必要がある。無駄な会議を一つでも減らすことが古川の国家戦略への貢献になるはずだ。古川は決して竹中にはなれない。口先だけでは人は動かないことを肝に銘ずるべきだ。
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