国の科学技術政策の司令塔である総合科学技術会議が機能不全に陥っている。有識者議員3人の任期切れ後任人事の国会同意が得られなかったため本会議が開けなくなったしまったためだ。これといった極め付きの経済政策を打てない状況の中で、日本の科学技術政策の方向性を決めることは極めて重要だ。この方向性次第で明日の日本の経済が決まると言っても過言ではない。日本の政治家は口では言うが経済の重要性を全く理解していない唐変木だ。日本は民間の弛まぬ努力により優れた技術力を有しているが、出来そこないの政治家達は何の努力もなしに技術が生まれると思っているのだろう。特に民主党の科学技術軽視は甚だしい。口先だけの古川科学技術担当相の責任は重い。恰好をつけて総合科学技術会議を改組する前に、総合科学技術会議を軌道に乗せる努力が必要だ。
コメントをお書きください