サッカーW杯アジア3次予選で日本がタジキスタンに8-0で圧勝した。FIFAランクは日本15位、タジキスタン124位と100位以上違う。タジキスタンは中央ゴール付近を固めたが、日本の怒涛の攻めでサンドバック状態だった。ハーフナーの初出場初ゴール、香川、岡崎の華麗なシュート、中村、遠藤のゲームメイク等々がありシュート数は日本39本に対しタジキスタン1本。ザッケローニ監督は就任以来15試合負けなしも凄いが人格も良い。タジキスタンのラフィコフ監督は「ザッケローニ監督は憧れの存在で尊敬している」とのこと。この試合で日本が最高のパフォーマンスを発揮したことは素晴らしかったが、それ以上に感心したのがタジキスタン選手たちの試合態度だ。大抵の場合外国のチームは敗色が明らかになると、ラフプレイにはしるかやる気をなくすかのどちらかだ。ところがタジキスタンは違った。大量失点にもかかわらず試合終了の最後まで真摯にサッカーをやり通した。まるで昔の日本の田舎の一途な若者を見ているような清々しい気持ちにさせられた。たとえ今は小国で弱いサッカーかもしれないが何時かは脚光を浴びる時が来るに違いない。頑張れタジキスタン。
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