民主党首選の今

今NHKで民主党党首選候補の日本記者クラブの実況中継をしている。このブログの8月25日に期待したような展開で質疑が進んでいる。精神論ではなく具体論で迫れば人間の器量は白日の下に曝される典型的な見本だ。具体的な実行案や政治家としての信念のなさの順で言うと、海江田、鹿野、馬淵、前原、野田であると感じた。小沢/鳩山が推した海江田の発言は情けなかった。鹿野と同じように、ただ頑張ります、との発言しかなかった。頑張ることは誰でも出来る。国民は次期首相にただ頑張ることを求めているのではない。如何に頑張るのかを求めているのだ。この二人には答えがなかった。馬淵は海江田、鹿野と前原、野田と中間でまさにどっちつかずの状態だった。前原には、いつも通りのキレはなかった。外国人献金による外相辞任の論理性を自分自身で納得出来なかったからだろう。しかし、いつもは主張力の弱い野田が、何時ものように話すけど、やけに説得力があった。財務官僚の入れ知恵も考慮する必要もあるかもしれないが、 野田が社会人としてトップとして現段階では一番真っ当にみえる。気の狂った菅夫婦の後を継ぐには、余りにも普通人の野田が最適かもしれない。小沢詣でと小沢たよりでは新生日本を創造出来ない。日本全国民は今声を挙げる時だと思う。野田頑張れ。