大阪市は今月27、28両日に実施する事業仕分けの仕分け人に民主党の蓮舫首相補佐官や自民党の河野太郎衆院議員らを選んだと発表した。市によると、非営利のシンクタンク「構想日本」が市の依頼を受けて「積極的な議論をできる人」という条件で、蓮舫氏ら5人を選んだという。しかし第177国会は8月31日まで開かれている。国会議員が国会会期中に大阪市の事業仕分けにのこのこ出かけて行くのは職場放棄で本末転倒ではないのか。呼ぶ方も呼ぶ方だが、行く方も行く方で非常識極まりない。しかも蓮舫の事業仕分けは有名だが削減実績はほとんどゼロに近い。まさに客寄せパンダそのものだ。事業仕分けをしているふりをして成果は期待しない大阪市の魂胆が見え見えだ。本気にやるなら天敵の橋下知事を仕分け人にした方が良さそうだ。
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