植物が花を咲かせる上で重要な働きをする花成ホルモンをキャッチして細胞内に知らせる受容体を、奈良先端科学技術大学院大学の島本功教授らの研究グループが世界で初めて発見したとのこと。花成ホルモンが、花を咲かせる遺伝子を活性化させる仕組みも解明した。開花時期の変更にも成功し、今後好きな時に花を咲かせる技術につながる可能性がある上、開花期を安定させ、食糧やバイオ燃料作物の増産が期待できるという。この研究はイネで行われたが、この仕組みは他の植物でも共通しているとのこと。近い将来農業は工場管理で計画的に生産される最先端技術事業に生まれ変わるかもしれない。多くの花咲かじいさんが誕生しそうだ。
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