高速無線通信の市場が広がっている。光回線に較べ利用料が割安になったうえスマートフォンが爆発的に普及したためだ。利用者も営業マンから女性や大学生に広がりを見せている。スマートフォンには、いろいろ使える機能が揃っている。アプリ、ウェブ、音楽や読書機能まである。スマートフォンを使いこなせるようになるとデータ使用量は増える一方だ。今は楽しく快適に使えるが、そのうち歯止めがかかりそうな気配がある。アメリカではATTもベライゾンも定額制から従量課金制に移行し始めた。定額制のもとで使い放題のスマートフォンになれるとデータ使用量は倍増する。倍増するとネットワークのグレードアップや整備にコストがかかる。更に便利になれば使用量も増える。スパイラルに増え続けることになる。日本でも従量課金制に移行するのは、さほど遠くない将来だろう。骨の髄までしゃぶらずにそこそこに使いこなすことが便利さを長持ちさせることになりそうな気がする。
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