一部が特定避難勧奨地点に指定された伊達市が市内全域の除染に取り組む方針を決めた。今回の原発事故で自治体が全域の除染に乗り出すのは初めて。除染アドバイザーに委嘱した元内閣府原子力委員会委員長代理・田中俊一氏の助言を基に市が長期の除染計画を作るとのこと。一昨日も書いたが政府の対応は遅い。伊達市は賢明だ、国を頼っていると子供たちが犠牲になる。やれる所からやるとよい。松本復興相は6月28日に復興相に就任しわずか1週間で辞任した。「理由は話せません。個人的都合です」と最後まで引責を認めないまま辞めていった。やくざ紛いの言いようは、明らかに辞任目的の確信犯だ。国を頼らない伊達市の先見性が証明された。伊達市のように国に頼らないことも大切だが、国民一人ひとりが機能不全の国を責め立てることも大切だ。
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