衆議院は菅内閣に対する不信任決議案を否決した。今日の午前中までは小沢鳩山の賛成で賛否が拮抗していた。しかし昼に開かれた代議士会で、菅が震災復興と原発事故処理に一定の目処がついた段階で辞任する意向を表明。小沢派は自主投票、鳩山派は反対に変わった。今後は、この「一定」の解釈で揉めることになるのだろう。大山鳴動鼠一匹。まだまだ従来通りの日本の政治が続きそうだ。但し、菅にとっては一つ良いことがあった。衆院本会議での自民党大島副総裁が行った内閣不信任決議案の趣旨弁明の内容だ。菅はこれを額に入れ首相執務室に座右の銘として飾るとよい。見えない自分が見えてくるはずだ。
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